令和5年8月27日 消防講習と親睦会

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令和5年度 第78回定時総会

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令和3年11月7日 第一回鹿児島県療術師会特別講習会

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療術とは

療術は人体の持つ自然治癒力を活性化することで、健康をとりもどすことを基本とした施術法です。

療術師は、カイロプラクティック手技療法光線療法電気療法温熱刺激療法の4つの療法すべてをマスターしており、患者さんの状態に応じてこれらの療法を活用できるよう日々研鑽しています。


カイロ手技療法

人間の体は骨と筋肉によって支えられています。骨が歪んだり、筋肉が弱ったりしてこのバランスが崩れてくると神経系・ホルモン系・循環系などの調子が狂ってきます。この結果、痛みや内臓の不調、抵抗力の低下となって現れます。カイロプラクティックや整体術など手技療法は、このアンバランスな部分を再び正しい状態に調整し、神経などが順調に働くようにととのえることを目的としています。

温熱刺激療法

痛いところ、凝ったところを温めたり、叩いたりすると楽になることがあります。これは患部に熱などの刺激を与えると眠っていた自然治癒力が目を覚ますからです。この原理を利用し、皮膚に熱を加えたり、物理的な刺激を加えたりする療法が温熱・刺激療法です。刺激された皮膚の周辺では血液やリンパの循環が改善され、鬱血の解消や鎮痛・消炎効果、痙攣の緩和が見られます。また、この刺激は神経や内分泌系を通じて臓器に伝わり、内臓の働きを活発にします。

光線療法

太陽の光はすべての生き物を育む源です。光線療法は、このような太陽の力を活用して生理機能を整えたり、鎮痛や消炎・解毒作用や皮膚の抵抗力を強めたりすることを目的としています。症状によって紫外線、可視光線、赤外線などの化学作用や物理的作用を使い分けることになります。

電気療法

神経の働きは電気的な反応です。人は疲れてくると、この反応が悪くなってきます。電気療法は、この原理を利用し、高周波電流、低周波電流、超短波電流を体に流すことによって、体内の電気の状態を変化させたり、熱を発生させたりして、痛みをとったり、疲労回復を図ったり、筋肉を鍛えたりします。


療術インフォメーション

全国療術師協会は、昭和22年に設立された療術の治療に従事する専門職の全国団体です。
財団法人全国療術研究財団と協力し、療術の普及と資質の向上に努めています。
 昭和63年5月、療術に関する研究及び療術に携わる者の知識技能の向上等を目的として財団法人全国療術研究財団が発足。
財団としては療術に関する研究として療術の有効性、安全性、独自性等についての医学的研究を推進するとともに、知識、技能の向上を図るための研修活動を実施しています。


全国療術研究財団の設立と研修、終了、認定証

昭和63年には厚生大臣許可の財団法人である全国療術研究財団が設立され、療術に対する組織的な研究と療術師に対する研修制度がスタートしました。
 全国療術研究財団の正規の研修課程を修了した者に対して認定証が交付されていましたが、平成11年度からは認定証を保有する人のリストが各都道府県の担当部局に提出されることとなり療術師も公式に認められる存在となってきました。


鹿児島療術師会の目的

鹿児島県療術師会は

会員相互の信義と友愛に基づく

強固な団結の上に立ち

会員の政治的、社会的地位の向上を図ると共に

技術の交流、知識、経験の交換による

療道の確立を期し、もって

会員相互の権利を増進しつつ

業務の適正運用に関する自主協力によって

国民保険に貢献することを目的とする。